昨年に引き続き今年も日本テセレーションデザイン協会のブースで展示させていただきました。
サイエンスアゴラ2024は10/26, 10/27にテレコムセンタービルで開催されたサイエンスコミュニケーションイベントです。
詳しくは以下のページからどうぞ。
サイエンスアゴラとは、あらゆる人に開かれた科学と社会をつなぐ広場の総称です。 サイエンスアゴラは、異なる分野・セクター・年代・国籍を超えた関係者をつなぎ、さまざまな人たちが各地で主体的に推進する活動の広場です。
今年の展示では、双曲タイリングとその変形をカメラ映像に投影し、自分の姿を万華鏡のように映すアプリ「ポアンカレの迷い鏡」や、3Dプリントで作ったフラクタル模型を展示しました。昨年の展示については、以下の記事で紹介しています。
このアプリは、渋谷にある科学館ハチラボにも展示していただいていました。自分を映して遊べるこのアプリはそれなりに人気があったため、今年も持っていくことにしました。また、3Dプリンタで作った作品もT3パズルコンテストの副賞として制作していたので、過去の作品と合わせて展示しました。
ポアンカレの迷い鏡については、また別の記事で詳しく書く予定ですが、アプリ自体は以下のURLから試すことができます。
https://soma-arc.net/HyperbolicTessellator/
展示に関して、以前からノートパソコンの画面による展示があまり美しくないと感じていたので、モバイルモニタを導入しました。これを持っていったのは正解で、うまく体験の向上に繋がったのではないかと思います、
モニタは以下の製品です。
ちょうど値引き中で2万円以下で買えました。また、手元の機内持ち込み可能サイズのスーツケースも入るちょうどよい大きさです。ノートパソコンだと画面の大きさに加え、キーボード部分が邪魔になりやすいという欠点がありましたが、それも解消できました。
今回、カラフルな3Dプリント模型を展示したことで、来場者がそれをカメラに映して模様を楽しむ姿も見られました。これは予想していなかった遊び方でしたが、とてもよいアイデアだと感じました。今度はカメラに写して面白いものを持っていこうと考えています。また、直線が一本書かれた紙をカメラに写すだけでも、円の反転による直線の円の反転による直線の曲がり方や対称性を分かりやすくなるはずです。
アプリと模型は当初は別々の作品として扱う予定でしたが、やはり、これは何ですかと聞かれると、この模型だけで説明するのは難しいです。例えば、「フラクタルという概念があって、その模型です。」というように説明するのは簡単ですが、この模型も実はタイリングでできていることも説明したいところです。
実は、アプリで描画している万華鏡は三次元に拡張すると、三次元フラクタルになります。そのため、興味を持った人には二次元の万華鏡の話から三次元へともっていき、https://sphairahedron.net/のアプリでのデモを交えつつ説明することとしました。ただ、難しい話であるので、もっとシームレスにデモを通して解説する枠組みが必要だと感じています。3Dプリントの模型でタイリングを体験できてもいいのですが、作るのが難しいため、実現できていません。
また、一台のパソコンで別のソフトも交えながら解説していると、他の人が迷い鏡を体験できなくなるので、もう一台パソコンを用意して鏡専用機にするのもよいかと思いました。
参加者層としては小学生以下の子供を連れた親子が多いのですが、科学への強い興味をもった人たちが多いのが印象的でした。こういったイベントに来ているので、大人の人はもちろんなのですが、低年齢層の子供でもフラクタルなどの専門的な概念を知っていたり、3Dフラクタルの展示に対して鋭い質問を投げかけてきたり、と驚くことが多かったです。そのため説明のレベル感を探るのが少々難しかったです。
優秀な若人の時代ですね。
アプリに関して、ハチラボの展示は終わっていますが、現在つくばエキスポセンターの企画展でも置いてもらっています。今回の展示で得たフィードバックをもとに改善を加えていきたいです。
つくばエキスポセンターの企画展にポワンカレの迷い鏡を置いてもらっています。以前渋谷ハチラボでも展示していただいていたものです。https://t.co/mFXA2a6Mrbhttps://t.co/oI4ydukvSJ
— Pulvis Architect (@PulvisArchitect) 2024年11月23日
それではこのあたりで。ありがとうございました。