Tokyo Demo Fest 2017に参加しました

2月18日と2月19日に3331 Arts Chiyodaで開催されたTokyo Demo Fest(TDF)2017に参加しました. tokyodemofest.jp 去年に引き続き,二回目の参加になります.去年の参加記事はこちら. TokyoDemoFest2016に参加しました - 心鏡曼荼羅 TDFは日本で唯一のデモ…

OpenVDBのビルドメモ

OpenVDBはボリュームデータのためのフォーマットです.開発元からvdbを扱うツール,ライブラリも公開されているので,今回はそれらをビルドする方法を簡単にまとめておきます. 環境は以下の通りです. Ubuntu 14.04 OpenVDB 4.0.0 準備 以下のリンクからソ…

blenderでmantaflowで作ったメッシュを表示する

mantaflowは流体シミュレーションのフレームワークです.計算された流体のメッシュをblenderで読み込み,表示する方法のメモです.blenderにも流体シミュレーションを行い,キャッシュを保存しておくbake機能はありますが,他の方法で生成されたメッシュを読…

GLSLで描くCircle Inversion Fractals

qiita.com GPUで暖を取りたい人のためのGLSL Advent Calendar 2016,25日目の記事です.前回の記事で紹介した円の反転という操作を用いてフラクタルを描いてみます. まずはこの画像のような4つの円板とその反転を考えます.それぞれの円の反転は自分以外の…

GLSLで描くHyperbolic Tessellation

qiita.com GPUで暖を取りたい人のためのGLSL Advent Calendar 2016,24日目の記事です.前回の記事で紹介したアルゴリズムを用いて双曲円盤上での敷き詰め模様を描いてみます.前回の例では,ユークリッド平面,つまり私達が普段考える平面での敷き詰めを行…

GLSLで描くTessellation

qiita.com GPUで暖を取りたい人のためのGLSL Advent Calendar 2016,23日目の記事です.今回の記事ではGLSLで敷き詰め模様,Tessellationをレンダリングする方法を紹介します. これを読むような人ならばTessellationというと,ポリゴンの三角形分割を思い浮…

数学とアートのカンファレンス,Bridgesの紹介

www.adventar.org この記事は日曜数学Adbent Calender7日目の記事です.今年の夏に8月9日から8月13日までフィンランドで開催されたBridgesというカンファレンスに参加してきました.今回はこの会議について紹介します. Bridgesとは Bridgesは数学とアートや…

点列をCatmull Rom曲線を通してBezier曲線列に変換する

前回,レイトレーシングでBezier曲線を描画する方法を紹介しました.しかし,Bezier曲線そのままでは意図した図形を描画することは大変です.今回は,特定の点列を通るCatmull Rom曲線という曲線をBezier曲線に変換する方法を紹介します. 当初,B-spline曲…

レイトレでベジェ曲線を描画する(Ray tracing for curves primitive)

レイトレーシングで曲線を描画する方法をまとめます.とりあえず3つほど見つけたのですが,今回はこちらの方法を実装してみました. Koji Nakamaru and Yoshio Ono, RAY TRACING FOR CURVES PRIMITIVE, WSCG 2002. ベジェ曲線を直接幅を持ったリボンのような…

Djangoのtemplate engineをstandaloneで使う

DjangoはPythonのWebアプリケーションフレームワークです.そのテンプレートエンジンのみを使いたいときの設定方法を調べてみたところ新旧様々な情報があり,苦労しましたのでまとめておきます.しかし,後から気づいたのですが,jinja2というテンプレートエ…

Orbit trapを考える

マンデルブロ集合などでよく使われるカラーリングのアルゴリズムにOrbit trapと呼ばれる手法があります.以前から試してみたかったのですが,ようやくある程度理解でき,このような作品をつくることができました. Kleinyan Cat at Shadertoy 今考えるとたい…

WindowsでOCamlを学ぶ環境を作るメモ

前々からやろうと思っていたOCaml学ぶ環境を整えました.WindowsでOCamlはつらいという話をよく聞きますが,入門する程度には問題ないでしょう. ちなみに読もうとしている本はプログラミング in OCamlです. プログラミング in OCaml 〜関数型プログラミン…

TokyoDemoFest2016に参加しました

2月20-21日に行われた日本で唯一のデモパーティ,Tokyo Demo Festに参加してきました.GLSLのFragment Shaderでグラフィックスを表示するGLSL Graphics Compoに"Indra's Bubbles"という作品を出して二位をいただきました.GLSL Graphics Compoで二位をいただ…

Clojure (overtone + quil)によるコーディングとコードを音楽にするライブコーディング環境の試作

www.youtube.com github.comParensymphonyはコーディングとコードが音楽になるライブコーディング環境の試作品です.ある授業の課題として作り,パフォーマンスをしました.動画を見ていただけるとわかるように,コーディングの操作に音がつきます.また,評…

インドラの真珠の紹介

この記事はMath Advent Calendar 16日目の記事です. www.adventar.org 僕は二年ほど前に自分でフラクタルを描きたいと思っていた時,大学の図書館でインドラの真珠という書籍に出会いました. 2002年に出版されたIndra's Pearlsという書籍の邦訳です.表紙が…

ビルドツールninjaのスクリプトを書いてみたメモ.

Ninja, a small build system with a focus on speed 素早いビルドが可能と話題のninjaを試してみました.しかし,僕自身巨大だったり,クロスプラットフォーム対応だったりするC++プログラムを書いたことがないので,実際の運用というのがいまいちわかりま…

AppVeyorで自動デプロイを試したメモ

AppVeyorはWindowsのための継続的デリバリーシステムです.ビルド,テスト,デプロイまで行えるようです.GUIによる設定がわかりやすく,あまり迷うことはないと思います. Continuous Integration and Deployment service for Windows developers - Appveyo…

travisCI + Bintrayによる自動デプロイを試したメモ

Bintrayはソフトウェア配布のためのサービスです.これを利用して,travisCIを使ってテストを行った後に自動でデプロイできるような仕組みを構築します. 今回デプロイしようとするソフトウェアはこれです. KhronosGroup/glslang · GitHub GLSLのリファレン…

Spinnakerを試したメモ

継続的デリバリーのためのシステムであるSpinnakerを試したメモをまとめておきます. 今回はGoogle Compute Engineを使用しました. Spinnaker: Getting Started 基本的には公式サイトのGetting startedに従います.AWSでのセットアップも載っているので見た…

Clojure環境の構築からshadertoneを試してみるまでのメモ

github.com Shadertoneで遊んでみた – 導入編 | yoppa orgshadertoneを動かしてみました.Clojure環境ないしwindowsだしで苦労したので,Clojure環境構築からメモしておきます.OSはwindows8.1です. JDKの用意 まずJDKを用意します.理由は後述しますが,32…

自動デプロイをちょっとセキュアにしたメモ

前にやったTravis CIでの自動デプロイを少しだけセキュアにしたのでメモしておきます。 sshのポート変更 CentOS 7 で sshd のポートを変更する(firewalld, SELinuxの設定) | CentOS | daily memorandum 3.0.0 SELinuxの設定変更という部分は無視して、この記…

gnupack EmacsのDoing Vfork: resource temporarily unavailableを解決する

ノートPCに最新のgnupackのEmacsをいれました。しかし、diredやshell-modeを使おうとするとDoing Vfork: resource temporarily unavailableと表示され、使えない問題があり困ったので解決する方法のメモです。デスクトップの方にインストールしたときは普通…

Distance Estimated 3D Fractalsを理解するためのロードマップ

mandelbulbやmandelboxをご存知でしょうか?これらのフラクタルはDistance Estimation という手法を用いて描画されることが多いです。この手法を用いることで、複雑なフラクタル形状を高速で綺麗に描画することができます。 最近この手法を勉強していました…

Travis CIでCommon Lisp Webアプリを自動デプロイするメモ

TravisCIを用いてcavemans2で作成したCommon Lisp製Webアプリのテストを回し、サーバーに自動デプロイするまでのメモです。 自動テスト まずは自動テストを試します。 4. Roswell as a Testing Environment (Travis CI and Coverall) · snmsts/roswell Wiki …

Common LispのWebアプリをVPSで動かすまでのメモ

Mathe Vital Japan*1に代わるようなクライン群に関するウェブサイトを開発しようとしています。裏側をCommon Lispで作ってみようと思い、とりあえず原型ができた感じなのでVPSで動かしてみました。 僕はUnixもサーバー周りも初心者なのでメモにしておこうと…

クライン群をテーマにしたビジュアルパフォーマンスソフトを作ってみた

最近クライン群をテーマにしてVJっぽいことをするプログラムを開発していました。とりあえず動くようになってデモを作成したのでちょっと記事にしておきます。www.youtube.com soma-arc/K-Visionsgithub.comBSoD2.0という映像パフォーマンスソフトを実際にク…

Common Lisp + DataRacketで音を使った作品を作る

Data Racket | Ethno Tekhを使用すれば解析された音声データをOSC(Open Sound Control)で簡単に受け取ることができます。 Common Lispにはcl-oscというOSCをデコードするライブラリがあります。OSC自体はUDPのプロトコルなので、UDP通信するためのコードを書…

ジャバでOSC(Open Sound Control)を扱うメモ

DataRacketというソフトウェアがあります。これは音声データをリアルタイムに解析し、各種データをOSC(Open Sound Control)プロトコルで送信してくれるという優れものです。このソフトを使うことで簡単に音に反応するようなプログラムが作れます。さて、ジャ…

ジャバでMIDIコントローラを扱うメモ

最近VJ的なパフォーマンス用ソフトを作ったりしていたのですが、その過程でMIDIコントローラを使いたいと思い、評判が良くて、手ごろな値段のKorg nanoKONTROL2を購入しました。 ジャバは標準でMIDIが扱えますが、MIDIコントローラを扱う情報が少なく、見つ…

Common Lispでクライン群の極限集合を描画した

この記事はりひにーさんのLisp Advent Calendar 2014 25日目の記事です。 Lisp Advent Calendar 2014 - Adventar 期間を過ぎていますが余っていたので埋めました。今までProcessingから始まりジャバ、C++、CUDAで並列演算、とやってきたクライン群の極限集合…

Common Lisp、cl-openglでマンデルブロ集合を描画した

この記事はりひにーさんのLisp Advent Calendar24日目の記事です。 Lisp Advent Calendar 2014 - Adventar 昨日はりひにーさんの本当はコワイ副作用の恐怖 - 想像力の欠如は深刻な欠点の一つである。でした。 以前(ほとんど1年前ですが)common lispでマン…

EmacsでProcessingを実行する際につまずいたこと

processing-mode自体はすんなり入ったんだけどemacsからの実行で詰まった。 4時間くらい格闘してemacsLispのコードを解読してみたりとか、結果的にいい経験になったのかな環境はwindows7 64bit、gnupack11.0basic、Processing2.1.1 導入はProcessing を Emac…

Common Lispでマンデルブロ集合を計算してみた

Common Lispで複素数が扱えたので計算してProcessingで描画してみた。 1か月前くらいに下書きを書き始めたのだけれど、改めて記事にしてコードを眺めると粗が目立ったりでどうにも… コードはここ https://gist.github.com/soma-arc/9564293マンデルブロ集合…

GNU Emacs導入

Windows版GNU Emacsを導入した。ここのページ最下部からおそらく最新版だと思われるemacs-24.3-bin-i386.zipをダウンロード、解凍。すぐ使えた。 ただ、このままだと日本語入力に難があって、Enterで確定するまでエディタに表示されず、変換候補も右下にでて…

Land of Lisp読了

Land of Lisp読み終わった。 Dice of Doomのweb版、FireFoxでアクセスしてみたところ、HTMLが直接表示されて動かなかった。原因はわからないけれどもIEでアクセスしたところ正しく表示された。html5の設定もtrueにしてあるのになぜだったんだろうか。 内容 …

ChangeListenerとItemListener

JCheckBoxの選択、非選択を切り替えた時に処理行うコードを書こうとしていた。色々なサイトにイベントリスナーにはChangeListenerを使用しようと書かれているんだけれども、これはマウスカーソルがのったときのフォーカスの変化までもイベントとして取ってし…